■エナジークライミングジムが移転、さらに広く明るく綺麗になってOPEN

埼玉県さいたま市の「エナジークライミングジム」が5月25日に旧ジムからも近い場所に移転、もっとも近い駅から徒歩5〜6分、隣は日用品もある大型ドラッグストア、目の前はコンビニと言う便利さに加えて最大で20台近く可能の駐車スペース付という大変身をとげて再OPENした。

もともと大きく広かったこのジムだが、今度はさらに大きいようで高さも高くなったためリードウォールはかなりの迫力。 その向い側には様々な傾斜のトップロープ壁、そしてオーナーで「フリークライミングの真髄」(東京新聞出版局刊)の著者、綿引英俊氏が「本邦初ではないか?」と言う「被ったトップロープ壁with乗り上がり」がある。 途中で落ちるとブ〜ン!と空中遊泳が楽しめるらしい、かつてのS.グロバッツ主演映画「彼方へ」のようにマントル返してガッツポーズも出来そうだし”シンプソンズ”のオヤジのようにテッペンで「オレにひれふせ〜!」と叫ぶも良し(いいのか?)初心者のみならず”お目立ちブラザース”なあなたのハートもわしづかみ(?)。

 
リード壁の”一部”とトップロープ壁、写真ではわかりにくいが実は壁面をゾーン別にセンスの良い明るい配色で塗り別け広い空間にありがちな寒々しさを与えない工夫がされている

広くて明るいレストルーム

そして特筆すべきはその明るさ開放感、倉庫を改造したジムにありがちな暗さを徹底して排除し、1階受付け前の更衣室もある綺麗で広〜いレストルームとジムゾーンは壁がなく寝転がってくつろぎながら壁を登っている仲間の様子を見る事もできそうだ。

 
ボルダーゾーンも広くルーフもあり傾斜も充実

レストルームの上、2階がボルダーゾーンで傾斜が様々な壁が部屋をぐるり、疲れても階段をおりればすぐ広いレストスペースでゆっくりとくつろげるだろう。

一階受付け前にある初心者用エントリーボルダー通称「山手線ボルダー」、行き先は色分けテープでつながっていて誰でも次のホールドがすぐ分かる。子供が必ずやるたがると言う。

とにかく「入りやすく、明るく、広く、くつろげる」という事に非常に気を使って作られた事がわかるジムだ。 旧エナジーを知っている人も良い意味で驚くであろう並々ならぬヤル気の新エナジー、百聞は一見にしかず、まずは見てみてはいかがでやんしょ。